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ラグは、お部屋をおしゃれに彩ったり、フローリングでも快適に過ごしたりするために欠かせないインテリアの一つです。ラグを選ぶときは、カーテンとの配色のバランスや、ほかのインテリアとの相性なども大切ですが、配置場所にもこだわってみましょう。長方形や正方形、円形など形も豊富で、機能性の高いタイプなど、種類もさまざまです。どんなラグをどこに配置するかによって、生活のしやすさやインテリアコーディネートの統一感などが変わってきます。
今回は、ラグを購入する前に準備しておきたいことや、ラグの配置場所に関するアイディアなどをご紹介します。引越しや模様替えで、リビングダイニングや子ども部屋にどんなラグを購入するか、どこに配置するかでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ラグを購入する前の準備
ラグが敷いてあるとお部屋の印象が大きく変わります。保温のように、見た目以外のメリットもあります。ラグ選びではデザインや色選びも大切ですが、以下のポイントを押さえて準備しましょう。
ラグの役割
ラグには敷く場所やラグ自体の素材によっても、それぞれ役割が異なります。どこに敷きたいのか・なんのために敷くのかを明確にしておくのがおすすめです。 「床や家具の傷つきを防ぎたい」「床が冷たく寒いので冷え込みを抑えたい」など、具体的な要望を考えてみましょう。
ホコリや花粉、ハウスダスト、ペットの毛などを吸着し、拡散を防ぎます。アレルギー対策にも効果的でお手入れの手間も省けます。
繊維に含まれる空気層が、冬は床の冷え込みを抑え、夏はクーラーの冷気を蓄えて涼やかにしてくれます。
床と家具の間に挟むことで、それぞれの傷つきを防ぎます。チェアの出し入れが多いダイニングや、勉強机のある子供部屋などにも効果的です。
足音や物音を吸収、生活音を軽減します。中には遮音性に優れたラグも。集合住宅にお住まいの方や、お子さまがいるご家庭におすすめです。
ラグを置く床の面積を測る
前もってラグを配置したい床の面積を測っておけば、欲しいサイズに絞って選べるため、アイテム選びがスムーズになります。サイズを測らずに好みだけで購入してしまうと、サイズ間違いによる失敗をしてしまうこともあるでしょう。ソファの前やベッドサイドに敷く場合は、サイズのバランスも考慮しておくと安心です。
一般的な部屋の広さとラグの大きさの比較目安はこのようになっています。とくに床に広くラグを敷きたい方は、あらかじめ床とラグのサイズバランスを大まかに把握しておくといいでしょう。
ラグに欲しい機能を整理する
ラグに求める条件がある場合は、整理してから商品を選ぶのがおすすめです。「肌触りが良い」「クッション性があって座り心地が良い」「毛足が長く温かい」など、できるだけ具体的に希望を出してみましょう。
ラグは、種類によってさまざまな機能や特徴があります。衛生面が気になる場合は、ダニの発生を防止する機能や、抗菌機能があるかどうかに注目してみてください。お手入れの手間をかけたくない場合は、撥水加工が施してあるものや、手洗いができるものがおすすめです。小さなお子様やペットがいるご家庭には、天然素材を使用したものや厚みのあるもの、防音性の高いものが便利でしょう。なお、床暖房を使用したい場合は、ラグの購入前に対応しているかどうかを確認する必要があります。
ラグはおしゃれなインテリアとしての機能も備えています。ホワイトやグレーなどを基調としたモノトーンの部屋に、アクセントカラーのラグを敷いてメリハリを出すのも魅力的です。華やかな雰囲気が好みなら、上質なシャギーラグを敷いて高級感を演出する方法も人気があります。
ラグの配置場所のアイディア
お部屋の間取りやラグを敷きたい場所によって、設置する際に気をつけたいポイントは異なります。ここでは、ラグの設置場所について、いくつかアイディアをご紹介します。ぴったりなサイズや理想の雰囲気の参考にしてみてください。
ワンルームや1Kにラグを敷く場合
1人暮らしでワンルームや1Kに住んでいる場合、スペースが限られているため、大きめのラグが敷きにくいケースが多くあります。ベッドやソファなどの家具と重ねるようにラグを配置すると、大きめのラグも敷きやすいでしょう。
圧迫感をなくしたいときは、部屋のアクセントとして小さめのラグを置くのもおすすめです。
リビングにラグを敷く場合
リビングにラグを置く場合、ソファやテーブルの大きさに合わせて、センターテーブルの下にラグを敷くのがポイントです。床に座ったり、ラグの上に横になったりしたい人は、大きめのラグを選ぶと良いでしょう。テイストの異なるラグを2つ配置したり、カーペットの上にラグを組み合わせたりして、お部屋のコーディネートを楽しむのもおすすめです。お子様がいるご家庭なら、配置したラグの内1つを子供が遊べるスペースとして活用する方法もあります。
キッチン・ダイニングにラグを敷く場合
キッチンやダイニングに敷く場合は、調理中や食事中の汚れが懸念されます。汚れやすいため、洗濯ができるものや耐久性の高いものを選ぶのがコツです。防水加工が施されたラグなら、お手入れも簡単にできます。汚れを防いで掃除の手間を省くために、シンクの周辺の床にラグを敷くという方も多いでしょう。キッチンの印象に合わせて、カラーや素材にもこだわった選び方をしてみてください。
ダイニングに敷く場合は、テーブルやチェアの下に敷くのが一般的です。特に冬の季節は、足元を温かくしてくれるため重宝されるでしょう。ダイニングテーブルやチェアの下に敷くなら、大きめのラグがおすすめです。床とラグの段差にチェアが引っ掛からないように、余裕を持った大きさのものを選びましょう。
寝室にラグを敷く場合
寝室に敷くラグは、好みのデザインやカラーのラグを選ぶとリラックスできる空間を作りやすくなります。1日の疲れを癒すための部屋になるよう、シンプルでナチュラルな雰囲気を演出するのがおすすめです。あまり鮮やかな色は使わず、グリーンやブラウンを基調としたインテリアで揃えると、自然を感じさせる癒しの空間になるでしょう。ベッドの下にラグを敷くと、床のへこみや傷を防止してくれたり、起床時に、床の冷たさを軽減できたりするため安心です。
玄関にラグを敷く場合
玄関に敷くラグは、靴の着脱で玄関先に座り込むときなどにクッションの代わりになったり、床面から伝わるひんやり感を軽減したりする役割があります。また、お子様のいるご家庭の場合は、靴の中の砂やほこりを玄関ラグが受け止めるため、玄関ラグを敷く事で砂やほこりの持ち込みを抑えられる効果があります。さらに玄関ラグがあると、買い物袋や重い荷物を玄関に勢いよく置いた際のキズ防止にもなります。『玄関は家の顔』とよく言われ、毎日の帰宅はもちろん、客人をお迎えする時などにラグや絨毯を敷く事で殺風景さをなくし、オシャレな演出をしてくれます。そういった観点からも、玄関にラグを敷くのはおすすめです。
暮らしのデザインおすすめラグ
リビングやダイニング、子供部屋とラグを敷く場所は様々です。そこで、機能性はもちろん、デザイン面でもおしゃれな暮らしのデザインおすすめのラグをご紹介します。模様替えでお部屋の雰囲気を変えたい方や、引越しをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください
おすすめのラグ①
160×230cm プレーベル トルコ製 約2.3畳 床暖房対応
[幅]230cm[奥行]160cm
鮮やかな色合いが印象的な、ギャベデザイのンカーペット。大地の恵みを感じさせてくれる、木や花のモチーフが特徴です。縁はフリンジ仕様でおしゃれなデザイン。耐熱ラテックスを採用しているので、ホットカーペット、床暖房での使用が可能です。
おすすめのラグ②
190×190cm プレーベル 約2.3畳 日本製 床暖房対応
[幅]190cm[奥行]190cm
撥水加工を施したカーペット。水分がこぼれてもパッとはじき、汚れがつきにくいです。ご家庭で手洗いができお手入れがしやすいので、リビングだけでなくダイニングシーンでも活躍します。耐熱ラテックスを採用しているので、ホットカーペット、床暖房での使用が可能です。
おすすめのラグ③
160×230cm プレーベル トルコ製 約2.3畳 床暖房対応
[幅]230cm[奥行]160cm
シックな色合いがクールな印象のカーペット。ブラシタッチの抽象的なデザイです。長さの異なる糸を使用することで、立体感やふっくらとしたボリューム感を出しています。耐熱ラテックスを採用しているので、ホットカーペット、床暖房での使用が可能です。
おすすめのラグ④
160×230cm プレーベル トルコ製 約2.3畳 ペルシャ風 床暖房対応
[幅]230cm[奥行]160cm
ペルシャ絨毯風のウィルトンカーペット。伝統的なオリエンタルデザインを、透明感のあるカラーで表現しています。しっかりとした織りで作られており、軽やかな手触りです。耐熱ラテックスを採用しているので、ホットカーペット、床暖房での使用が可能です。
おすすめのラグ⑤
133×190cm エジプト製 約1.5畳 オリエントデザイン 床暖房対応
[幅]190cm[奥行]133cm
お部屋を鮮やかな雰囲気にしてくれる、オリンエトデザインのラグ。深い色味の特殊な繊維で織り上げられています。ホットカーペットカバーとして使用でき、床暖房にも対応しています。
ラグを購入する前に、配置をしっかり定めよう
ラグを購入する前に準備しておきたいことや、ラグの配置に関するアイディアをご紹介しました。ラグの使い方次第では、自宅を自分好みの空間にしたり、理想とする雰囲気に近づけたりすることができます。サイズミスなどの失敗を避けるためには、購入前にラグの配置場所をしっかり決めておくことが大切です。ラグの購入を検討中の方は、ご紹介した内容を参考に、設置場所をしっかり定めてから購入してみてください。