和室に合うソファの特徴
和室に置くソファを選ぶときは、座り心地や見た目の好みなどはもちろん、和の雰囲気に合うかどうかにも着目することがポイントです。使用されている生地の素材や他の家具との調和など、さまざまな部分を考慮しましょう。こちらでは、和室に合うソファの主な特徴をご紹介します。
座面が低いソファ
フローリングの部屋と異なり、畳の敷かれている和室は床に直接座ったり、寝転んだりできます。洋風の部屋と比べると、天井の高さが低めに作られていることもあります。自然と床に近い位置で過ごすことが多くなるので、テーブルやタンスなどの家具も、背が低いもののほうが相性は良くなるでしょう。
ソファも同様に、座面の低いローソファやフロアソファなどを選ぶことがおすすめです。和室にある低めの家具と高さを合わせることで目線を遮るものがなくなり、圧迫感を抑えることができるでしょう。こたつやちゃぶ台などと組み合わせて使いやすいのもメリットです。さらに、座面が広いものならあぐらをかいて、くつろいだ姿勢で座ることもできます。
木製フレームで作られているソファ
ソファのフレームには木製やアイアン製などの種類があります。和室の天井や柱などには木材が使われていることが多いため、和の空間になじみやすいのは木製のフレームといえます。木枠の色味や材質は、周囲の家具や建具などと合わせると良いでしょう。
落ち着いた色味のソファ
和室のインテリアコーディネートでは、アースカラーを意識することで統一感を出すことができるでしょう。アースカラーとは、自然の中にあるさまざまな物をイメージさせる色を指します。例えば、土や砂を思わせるブラウンや植物のようなグリーン、空や海を連想させるブルーなどが該当します。落ち着きがあり、温かみを感じさせることが特徴です。
和室は木の柱や畳などのブラウン系・グリーン系の色で構成されています。ブラウンやグリーン系のソファなら和室になじみやすいでしょう。また、アクセントとなる色のソファを置きたい場合は、和風の雰囲気を出しやすいあずき色やからし色などを選ぶこともおすすめです。このように明るさを押さえて落ち着いた色であれば、和室にも合わせやすいでしょう。
張地がファブリック素材
ソファを選ぶ際は色だけではなく張地の素材にもこだわることがポイントです。高級感を出したい場合は天然皮革や合成皮革(合皮)などのレザー素材がおすすめです。ただ、レザー系の張地は重たい印象になりやすいため、和室のインテリアによっては合わない可能性もあります。より軽やかな印象を求めるなら、ナチュラルな印象のファブリック素材の張地を選ぶと良いでしょう。布張りのソファであれば、畳や木などの自然素材が使われた和室と合わせやすいことが強みです。
和室に合うソファを置くときの注意点
和室にソファを置くときは、畳のへこみや傷、カビなどの発生に気をつけることが重要です。大切なソファやお部屋を守るためにも、注意点をしっかりと押さえておきましょう。
畳のへこみに気をつける
畳は柔らかいので、ソファの脚を置いている部分がへこみやすい点に注意が必要です。特に、脚の細いソファは畳との接地面が小さくなり、よりへこみやすくなるため気をつけましょう。
脚付きのソファの場合は、ソファと畳の間にラグやクッションになるものを敷くと安心です。脚の裏にフェルト材などを貼り付けてクッション代わりにしても良いでしょう。脚が太めなソファを選び、重さをなるべく分散させることも一つの手です。
また、へこみが心配な場合は、脚がないフロアソファを選ぶと良いでしょう。接地面が広いフロアソファなら、一部だけに重さがかかってしまうことを防ぎやすくなります。
ソファを移動させるときは引きずらない
畳はデリケートな素材のため、ソファを引きずることで傷やささくれなどができてしまうことがあります。掃除や模様替えなどで動かす際は、持ち上げるようにして運びましょう。重いソファは運ぶのも大変なので、こういったお手入れ時の手間を考慮して軽量なものを選ぶこともおすすめです。コンパクトなサイズのソファや折りたたみタイプのソファなど、持ち運びしやすそうなものを探してみましょう。
カビの発生に気をつける
畳は湿気を吸収しやすく、カビが発生しやすい素材です。フロアソファのように畳の上に直接置くタイプは、湿気がたまりやすくカビの原因になりやすいため気をつけましょう。また、ラグやカーペットなどを敷いた上にソファを置く場合も、湿気がこもりやすくなるので注意が必要です。和室にソファを置くなら、しっかりと湿気対策を行いましょう。
ソファのカビを防ぐためには清潔な状態を保つことも重要です。お手入れしやすいソファを選ぶことでカビ対策につなげられるでしょう。たとえば、カバーを取り外して洗えるカバーリングタイプのソファを選び、定期的に洗濯することもおすすめです。
和室に合うソファを置いて快適に過ごすためのコツ
和室にソファを置く際は、風通しの良い状態を保ち、畳のへこみを防ぐための対策をすることがポイントです。こちらでは、和室にソファを置いて快適に過ごすためのコツを解説します。
ソファと壁の間には隙間を作る
ソファの背もたれや肘掛けなどをぴったりと壁に付けてしまうと、接した部分の通気性が悪くなり、カビやダニなどが発生する原因になることがあります。ソファの背面や側面は壁付けせずに隙間を空けられるようなレイアウトにして、通気性の良い状態を保ちましょう。
定期的に換気を行う
畳とソファが接した面に湿気がこもらないよう、定期的に換気を行いましょう。梅雨などの換気が難しい時期には、エアコンの除湿機能や扇風機などを活用すると便利です。
また、ソファは置きっぱなしにせず、定期的に置き場所を変えることも大切です。特にフロアソファの場合はカビ対策のために違う場所へ移動させ、畳と接していた面の湿気を逃がしましょう。換気のついでにソファを立てかけて掃除をすると効率的です。掃除の際は、畳を水拭きすることはなるべく避けましょう。水拭きした場合は乾いたタオルで水気を拭き取り、しばらく自然乾燥させます。
クッション材を利用する
ソファの下にラグやカーペットを敷くことで畳へのダメージを軽減できますが、湿気が気になる方も多いでしょう。その場合は、脚が接する部分だけにクッション材を敷いたり、カバーを付けたりすることもおすすめです。小さくカットした木の板やコルクマット、防振マットなどを使う方法もありますが、畳に合わせると少々目立ってしまうかもしれません。気になる場合は、イ草素材の座卓敷きを活用しましょう。