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ソファといえばリビングになくてはならない家具のひとつです。引っ越しのタイミングで新たにソファを購入した方も多いでしょう。一方で、大きな買い物だけに何年も同じソファを使い続けている人も多いかもしれません。ソファはどの程度たってから買い替えるのが一般的なのでしょうか。
この記事では、ソファを買い替えるタイミングや一般的なソファの寿命、ソファの選び方や処分方法について解説します。ソファの買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ソファを買い替えるタイミング
まず気になるのは、「今のソファはいつまで使えるのか?」という点ではないでしょうか。ソファは大きな買い物だけに、適切なタイミングで買い替えたいですね。以下では、ソファの買い替えを検討すべきタイミングについて解説します。
座り心地が悪くなったとき
長年にわたり使用して経年変化したソファは、クッション材がへたって、座り心地が悪くなることがあります。ソファの中に入っているスプリングの劣化や、中材の生地劣化が主な原因です。座面の生地が劣化していくこともあります。
住まいで何年も利用しているうちに、こうしたソファのパーツは少しずつ劣化していきます。部品が劣化して座り心地が悪くなったソファは、座っていると身体に負担がかかるため、早めに買い替えるのが良いでしょう。
ソファの素材や使い方によって、座り心地が損なわれるまでの期間は異なります。ただし、購入時から少しずつ座り心地が悪くなっていくことは、どんなソファでも避けられません。
壊れたとき
ソファの脚やひじ掛けなどが壊れたら、買い替えるタイミングです。こうしたパーツが破損したまま使い続けると怪我をする恐れがあるため、使い続けることは避けてください。座っている際に違和感があれば、壊れた部分がないか確認すると良いでしょう。
ソファを長持ちさせるためには、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。パーツ交換や修理をして使い続けることもできますが、長く使っていると修理してもすぐに壊れてしまう可能性があります。そうした場合は、買い替えたほうが余計な出費を抑えられるかもしれません。
引っ越しや模様替えをするとき
新居に引っ越す際や、部屋の雰囲気を変えるための模様替えの際も、ソファを買い替えるタイミングです。ソファは部屋の雰囲気を左右しやすいインテリアのひとつ。引っ越しをするなら、お部屋の内装に合わせてソファを買い替えることをおすすめします。模様替えをして心機一転したいときにも、ソファを変えてみてはいかがでしょうか。
【素材別】ソファの寿命による買い替えの目安
ソファは新品で購入してからどれくらいで買い替えるべきなのでしょうか。ソファの寿命は素材によって変わってきます。以下では、ソファの寿命を素材別に解説します。
布製(ファブリック)のソファ
布製(ファブリック)のソファの寿命は、一般的には6~10年程度といわれています。寿命が近いと布が擦り切れる、色あせが目立つなどの見た目の変化が現れます。寿命に関係なく、ソファの汚れが目立つ際に買い替える人も少なくありません。
フリマアプリなどで出品されている中古のソファを買った場合、最初から少し汚れていることがあります。購入からの年数にかかわらず、掃除をしても汚れが落ちなくなってきたら、買い替えを検討しましょう。
天然皮革製のソファ
天然皮革製のソファの一般的な寿命は10年程度といわれ、長く使い続けやすいのが魅力です。適切なお手入れ方法で寿命が延びやすいタイプのソファのため、定期的にメンテナンスをしながら使い続けることがおすすめです。高品質な商品であれば、長く使い続けることで風合いが増していくケースもあります。丁寧に使うと20年、30年と長く使える商品も少なくありません。
合成皮革製のソファ
合成皮革製のソファの寿命は2~10年程度が目安となり、幅が広いのが特徴です。品質や素材によって寿命に大きく差が出ます。ベースの布地にポリ塩化ビニールの合皮樹脂を塗った「PVCレザー」は、耐久性が高い点がメリットです。一方で、ベースの布地にポリウレタン樹脂を塗って加工した「PUレザー」に比べて経年劣化が早い点がデメリットといわれています。
ソファを買い替えるときの商品選びのポイント
タイミングが来たら、新品のソファへの買い替えを検討しましょう。「自宅のレイアウトに似合うソファがほしい」「金額を抑えて安価なソファがほしい」など、家具選びには悩みがつきものです。以下では、ソファ選びで迷っている方のために、商品選びのコツを解説します。
座れる人数
まず、家族や同居人の人数にあったソファを選ぶことが大切です。ソファに人が集まることで、自宅でのコミュニケーションが充実します。家族との時間を大切にするライフスタイルが理想なら、家族がゆったりと座れる大きめなサイズのソファがおすすめです。リビングダイニングに設置すれば、食事をとる際にも利用できるでしょう。
座れる人数が多いソファほどサイズが大きくなります。自宅の間取りに応じて、空間に無理なく設置できるソファを選びましょう。また、サイズが大きいソファは搬入の負担も多くなるため、ご注意ください。
デザイン性
デザイン性を意識してソファを選ぶことも大切です。作りたい部屋の雰囲気をあらかじめ決めておき、イメージに合うデザインのソファを探しましょう。「おしゃれな部屋にしたい」「高級感がある部屋にしたい」といった完成形を決めておくと、自分好みの部屋を作りやすくなります。他の家具とのレイアウト・コーディネートの兼ね合いでソファを決めるのもポイントです。
座り心地の良さ
ソファによって座り心地が異なります。生活の中でソファに座って過ごす時間は意外と多くあります。ソファで本や漫画を読んだり、横になってリラックスしたりすることもあるでしょう。長時間座っていても快適で心地良いソファをお選びください。
買い替え時の古いソファの処分方法
ソファは大型家具のため、不要になった際の処分方法について事前にチェックしておくと安心です。以下では、ソファの買い替え時に古いソファをスムーズに処分する方法について解説します。
粗大ゴミに出す
代表的な処分の方法は、粗大ゴミに出すことです。住んでいる地域の自治体に依頼することで、ソファを処分できます。部屋の外まではソファを自分で運び出さなければならないため、大変手間がかかりやすい方法です。自分でソファを解体して搬出する方法もあります。
リサイクルショップに買い取りを依頼する
状態が綺麗なソファであれば、リサイクルショップで引き取ってもらえるケースがあります。ソファの状態によっては買い取ってもらえないこともあるため、注意が必要です。
不用品回収業者に処分を依頼する
不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。自分で部屋の外に運び出さなくても良いため手間がかかりにくい方法です。ただし、不法投棄を行う業者や多額の料金の請求をしてくる業者など、悪質な業者も存在します。そのため、業者は慎重に選ぶことが大切です。各自治体から許可を得ている業者を選ぶと良いでしょう。
ソファは適切に処分して定期的に買い替えましょう!
ソファの買い替えタイミングや寿命、新しいソファの選び方や古いソファの処分方法について紹介しました。傷んだソファを使い続けていると、見た目が劣化するだけではなく、身体にも悪影響があります。そのため、ソファは定期的に買い替えるようおすすめします。今回の内容を参考に、現在使っているソファの状態を確認してみましょう。新しいソファに買い替えると、生活の質が大きく向上するかもしれません。